包装作業の工夫

女性作業員が増えたことで洗浄ガンといったものの小型化が進んでいるとのこと。

小さくするだけではなく、使用方法もシンプルにそして合理的になってきたようです。

素材、形状、構造といったところも「キレイ」ということにも気を付けているとか。

丁寧な作業をするためには使用する器具の方にもいろんな工夫があるようです。

機械を水洗いしやすいというのも大切であり、それが強みでもあります。

真空ガス置換トレーシーラーもそういった機械のひとつです。

ガス置換包装というものを使うことで、食品を長くもたせるということを実現できます。

惣菜や水産加工品、農産加工品といったものといった様々なワークの現場で使われています。

機械に設置されたタッチパネル式の操作盤だけではなくて、タブレット端末を使った遠隔操作も可能だということです。

管理室など離れた場所でも機械を停止することができるようになりました。

想定外のトラブルにも、現場に行かずとも対処できます。

また、作業員の安全を考慮するということで、タブレットでは操作を始められないようにしました。

コンベヤーをホースでまるごと水洗いしたいというニーズには、水が溜まりにくい機械構造を採用したそうです。

コンベヤーの下の機械カバーは中央部を隆起するように設計しています。

パーツの分離が可能で、洗浄、メンテナンスがとてもやりやすくなったといわれています。

包装能力の方は、条件によって変わります。

マシン全体の調整というのをする必要がないということで、量産化が見込めるようになりました。

また、会社の方で短い納期に対応できるように、機械構造の調整などをすすめる方針です。

惣菜やカット野菜などの活用に期待できます。